こんにちは。コンサルタントTです!
実は、私ごとですが、1月26日(土曜日)に久しぶりにアコースティックのライブを演奏する機会があり、コンセプトを「あの懐かしのロックをアコースティックに」ということにしました。
それに向けて少し調べた「70年代ロック」のを今回はコラムにしてみようと思います。
コンサルタントTにとって、「懐かしのロック」というと、まさに中学生時代にロックに目覚めた時代のアーティストや曲になります。時代でいうと「70年代ロック」のジャンルになりますし、逆に言えば、「ロック」というジャンルが確立されたのが60年代後半から70年代と言われています。
ちなみに60年代だと、ビートルズ、ローリングストーンズの時代ですから、その影響を受けながら確立したのが「ロック」というジャンルかと思います。
さらに時代は1965年から始まったベトナム戦争が1973年のニクソンの撤退宣言、1975年にサイゴン陥落まであり、市民の間では反戦運動が盛り上がっていた時代でもあったようです。そのせいか、特に欧米の若者はヒッピームーブメントやサイケデリックアート、そして、それに伴うドラッグなどがはやっていた時代でした。
さて、そんな「70年代ロック」を代表するのが、「Deep Purple」と「Led Zeppelin」 という2つの超弩級レジェンドバンドかと思います。
Deep Purpleは1968に結成され、彼らの代表曲のHighway StarやSmoke on the Waterなどの名曲が生まれたのが1972年の「マシンヘッド」というアルバムです。そしてそのあと、同じ1972年の東京公演(たぶん武道館)の凄まじい演奏をレコードにしたのがあの名盤「Live in Japan」ですよね。
その後もイアンギランが抜けて、ボーカルがデビッドカバーデルに代わった第3期Deep Purpleは1974年に「Burn」という、これも代表曲が入ったアルバムを出しています。
さて、対するLed Zeppelinですが、こちらも1968年に結成されて、あの名曲「Stairway to Heaven」が入ったアルバム「Led Zeppelin4」が発売されたのが1971年です。
その後も「聖なる館」や「プレゼンス」など精力的にアルバムを出してきましたが、1980年にドラムスのジョンボーナムが急死してしまい、解散となりました。
さて、これ以外に「70年代ロック」代表で忘れてはいけないのが、1973年にイギリスで生まれた「Queen」と、同年にアメリカでデビューした「KISS」の2つのバンドですよね!
Queenについては最近の映画、ボヘミアンラプソディでもこの70年代のデビューしてからの様子が描かれていましたが、当時ミュージックライフという音楽誌が特集を組んでいて、本国より先に日本でブーミングしたようです。
コンサルタントTも1975年の初来日の時に実は武道館に観に行っています。
KISSも流行りましたよね。あの独特の白黒メイクとわかりやすいロックミュージック、最高でした。
それから「70年代ロック」には「プログレッシブロック」というジャンルが生まれて、これは進歩的なロックということですから、クラッシックのように組曲のように曲を作ったり、変拍子や効果音などを入れたりした実験的なロックでした。
この代表が「King Crimson」、「EL&P」、「Yes」、「Pink Floyd」などです。特にYesの「海洋地形学の物語」やPink Floydの「狂気」「あなたがここにいてほしい」は今聴いても素晴らしいアルバムですよね。
またアメリカではいわゆる「ウェストコーストロック」として「Eagles」 ,「Doobie Brothers」などのこれまたレジェンドバンドが活躍していました。例えばEaglesの有名な「Hotel California」は1976年に発表されています。
その後の80年代以降に比べて、この「70年代ロック」の時代は、ものすごく色々なタイプのバンドが生まれて、さらに今考えると一時代を築いたレジェンド級のバンドが多く登場したような気がします。
ひさしぶりに「70年代ロック」の凄さに想いをはせました。
(2019.1.26 コンサルタントT)